最近は、背景に「トラウマ(心的外傷)」の存在がうかがえるご依頼が増えています。
はっきりと自覚のある方はもちろん、ご本人も気が付かれておらず、カウンセラーとの対話の中でその影響が発見されることがあります。専門家であるはずの私自身も気が付けないままセッションが進行し、後に「あれはトラウマだったかもしれない。きちんと話し合えばよかった。」と後悔したこともありました。
トラウマという「モノの見方」がなければ、その影響を図ることが難しく、ケアを受けられないということも起こりうるのがトラウマの特徴です。家族やコミュニティのまなざしによって、その存在が左右される極めて社会的な存在がトラウマだと言えるでしょう。
セルフケアやエンパワーメント、当事者会などと併せて、カウンセリングも有効な回復の手段になりえますので、選択肢のひとつとしてご検討ください。